日本とアメリカ訪問看護での学び、宗教について(クリスチャン編)

日本とアメリカ訪問看護での学び、宗教について(クリスチャン編)

こんにちは、あかねです

今日はアメリカで感じた宗教観について

お話したいと思います!

日本にいるとあまり感じることのない

宗教の違いですが、アメリカは本当にいろんな

人々がいるので宗教観は一人一人違います。

地域性もあるのですが今回は私の住んでいるテネシー

でのお話を届けたいと思います。

目次

私がみたテネシー州の宗教

アメリカは南部に位置するテネシー州は

クリスチャンの人が多い地域と言われています。

実際にお家にお邪魔しても家の中に十字架や聖書の言葉が

飾ってあったりする家が多いです。

厳格には、クリスチャンの中でも

baptistだったり、non dinominationだったり

色々別れてはいるのですが!

ちなみに私の住んでいる地域は韓国人の人口も

多いのですが、韓国の方々はクリスチャンの人が多いです。

協会も何個あるん?多分日本でいうと

コンビニと同じくらい道を走っていたら教会を目にします。

宗教と看護のつながり

会話の中でAmen!(アーメン)だったり

Yes, Jesus(イエスジーザス!)という宗教単語が

日常会話の中で結構飛んできます。

あとは患者さんの家から帰るときに

I'll pray for you.(あなたのために祈っているよ)など

言ったり言われたりすることがあります。

患者さんとしては深い意味を込めて言っているというよりは

挨拶と同じようなニュアンスで使うことが多いです。

神様のmiracleを信じている人が多く、

ガンで治療をできない人、

治療がないと言われている人でも

ミラクル、奇跡を本気で信じ祈っています。

教会と地域のつながり

教会はその地域でとても大きな役割を持っています。

ボランティアの炊き出し、刑務所訪問、子供のデイケア提供・・・

色々なことを近隣の地域住民に提供してくれます。

特に日本のように公的制度が整っていないので

教会でつながりがあるというということが

生活に響いてきます。

例えば、車椅子生活になり

玄関の前にスロープを設置しなければいけない。

でも自分で設置するには人手がいないし、お金もかかる。

そんなときに自分の所属している教会に

相談することで教会の仲間が集まって

家の前に素晴らしいスロープを作ってくれる。

高齢者の一人暮らしで病院に行くための手段がない。

そんなときに教会のメンバーに相談することで

メンバーが送り迎えをしてくれる。

こんな風に、自分のホームである教会があるかないかで

特に自立して生活できなくなったとき

大きく生活が変わるのです。

牧師さんとの繋がり

アメリカでは病院に牧師さんがいたり、

サービス付き高齢者住宅などの介護施設にも教会があったり

毎週日曜日牧師さんがきて、お説教をしてくれたりします。

お看取りのとき、癌の告知をされた時、心が辛い時

そんな時牧師さんが病室に来てくれたりします。

日本では心の拠り所がないことが多く、

家族に迷惑をかけたくない

弱い姿を見せたくない

そう思われて一人で悩まれることも多いと思います。

でも、アメリカではそんな時相談することのできるのが

牧師さんです。

そんな辛い時に話を聞いて、励ましてくれる人がいる

というだけでも少し違うのではないかと思います。

教会の友達との繋がり

アメリカではBible study、small groupと呼ばれる

聖書を勉強する日、グループで集まって会話する日などがあります。

教会の中でも年齢層に分かれて小さなグループごとで

決めていたりすることが多いです。

そのため、誰かの家に集まって食事やお茶をしながら

みんなでお話ししたり、悩みについて打ち明けたり、

お互いに祈り合う、聖書について勉強するそんな時間なのですが

こうやって自分の居られる場所があるって素敵ですよね。

まとめ

日本では、宗教=危ない、ヤバイ

みたいに思われてしまうことが多いのですが

アメリカ(テネシー)では教会や宗教が

私たちの生活に及ぼす影響って

とても大きいということを

知っていただけたのではないかなと思います。

日本のように公的なサービスが整っていない

アメリカだからこそ

ボランティアの人たちの活躍

教会の友達、横のつながりがとても大切になるんですよね。

今回は私の住んでいる地域でのお話をしましたが

他の地域での宗教のことなどもし知っていたら

教えてほしいです!

では、またブログを更新しますね!

see ya!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA